・金属同士の摩擦を減らして動力損失を防ぐ
・摩耗を防いで機械の寿命をのばす
・シリンダーの摩擦熱を冷却
・金属同士の「こすれ」で発生する、スラッジ・汚れ等を洗浄し分散
・油の膜で水分や酸素をシャットアウトし錆びの発生を防止
・ガス漏れや水・ゴミなどの侵入を防止

車の心臓であるエンジンにとってオイルは必要不可欠なものです。
燃料を燃やしているため、燃えかすやオイルを劣化させる成分が発生します。
そのため、オイル交換の際には量は勿論汚れ具合もチェックする必要があります。
オイルの劣化はオイルの性能を低下させ、燃費の悪化やパワーダウンを引き起こしますので、定期的な交換が必要です。

オイルには10W-30などの数字が表示されています。数字が大きくなればなるほど粘度があり、抵抗も増してきますが、外気温の高い夏場に力を発揮します。
さらに、ガソリン車、ディーゼル車によっても使用できるオイルも違ってくるなど多くの種類があります。
成分の違いで化学合成オイル、鉱物オイルなどの種類があるのでその数は非常に多くあるのです。オイルを変えただけでエンジン音やパワーが違ってきます。

オイルの点検で最も重要なのが「量」の確認です。オイルは燃えることにより量が減っていきます。
最近はエンジンの性能が良くなったことから、以前に比べ消費量が少なくなりました。
点検は月/１回程度行うことをお勧めします。前回の点検より量が極端に減っている場合は、オイルが洩れている可能性があります。要下廻りチェックです。

レベルゲージは、オイルの色と量をチェックする為の棒状のものでエンジンの本体付近にあります。 布やティッシュペーパーなどでレベルゲージをふき取ります。この時の色を確認する事もできます。真っ黒な場合は交換が必要です。 レベルゲージを元に戻します。ゲージを入れるパイプは細いので、周囲を汚さないように注意します。 レベルゲージにはＨ（ハイ）Ｌ（ロー）の印が付いています。付着したオイルがＨとＬの間にあれば問題ありません。Ｌよりも下にある場合はオイルの補充が必要です。

通常3,000〜5,000ｋｍが目安といわれています。ただし、使用頻度や状況、運転の仕方でもオイルの劣化状態は異なるので定期的な交換が必要です。

オイルエレメントは、エンジンオイル中に含まれる金属紛などの不純物をろ過するためのもので、オイルフィルターと呼ばれています。詰まってくるとオイルがエンジンに行き届かず、エンジン不良の原因ともなります。オイル同様に定期交換が必要です。

通常3,000ｋｍ毎、もしくはオイル交換２回につき１回が目安とされています。

通常60,000ｋｍ毎、または５年が目安とされています。

通常60,000ｋｍ毎、または５年が目安とされています。

動力をタイヤに伝える際に力の向きを変えたり、内輪外輪の差を調整しているギアー比によって伝達しているデファレンシャルを保護しているオイルを交換する作業です。

車の向きを変えるために必要不可欠なステアリングギアーＢＯＸを作動させる為に必要な作動油です。
エンジンルーム内に装着してあるので熱の影響を受けやすく劣化が進むとハンドル操作が重くなったりと症状が出てくることがあります。

	金額	備考
エンジンオイル交換	無料	オイル代金のみ
オイルエレメント交換	525円/台	部品代金は含まれておりません
ＡＴＦオイル交換	2,625円/台	オイル代金は含まれておりません。
ＣＶＴオイル交換	2,625円/台	オイル代金は含まれておりません。
デフオイル交換	2,100円/台	オイル代金は含まれておりません。
パワーステアリングオイル交換	3,150円/台	オイル代金は含まれておりません。