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2007.6.23 2007 もてぎEnjoy耐久レース ツインリンクもてぎ リポート(栃木県茂木町)

http://www.mobilityland.co.jp/joytai/report/7hourfull.html

AGY CARBOY CIVIC  joy耐14位完走

“Joy耐”は参加型のレースとして多くのチームが楽しんでいます。勝ち負けよりも、楽しめるレースをコンセプトにした耐久レースが6月16、17日の両日ツインリンクもてぎにて開催されました。

2001年から始まったJoy耐は今年で7年目を迎え、誰でも参加でき、全ての参加者に優勝するチャンスがある、それがこのイベントの大きな魅力です!
そんなレースに今年もチャレンジしてきました。
AGYモータースポーツでは、ドライバーもスタッフも大勢で盛り上がる為に、参戦前から1つの目標を掲げ(全員参加のレースをする)事に決め進めました。
A、Bドライバー共、昨年に引き続き藤田ピョン&井尻 薫選手。Cドライバーには大野尊久選手を迎えての参戦となりました。
木曜日夕方から降り始めていた雨も金曜日のフリー走行時には上がり路面はドライ。
翌日6月16日Joy耐予選日は快晴、朝からジリジリと気温が上がり暑くなりそうな天候でした。 
そのような状況の中、1回目の公式予選が9:15分から始まりAドライバーの藤田隆之選手(藤田ぴょん)が予選開始早々コースイン予選アタック。
2:15:900をマークB2クラストップ、10:25分Bドライバーの予選が始まり井尻選手も2:16:332をマークし無事予選通過。
予選アタック終了後もチームの戦略により、ガス欠テストを行うなど決勝を想定したシュミレーションを実施。
このテストにより燃料タンク内の燃料と注入した燃料を比重計算し、実際の誤差分までもを数値管理する為に必要な作業だったのでした。
Joy耐は、ラップタイムが速くても勝てないのです。
燃費と速さのバランスが大切で長距離の走行データーが勝利のカギを握り、レースの流れを読んだチームが毎年好成績を残しています。
給油できる燃料もスタート時30L(ターボ車は35L)と決められ、しかも1回給油する度に決められた時間Pitストップしなければコースに再び戻れないルールとなる為、各チームの戦略が最終結果に結びつくのです。
チームでは矢末監督の指揮の基、レース戦略を若いエンジニア廣井(左)川口(右)に委ね実戦レースを戦いました。
翌日、6月17日は真夏日での決勝レースとなりました。
スタート前にドライバー3人で打ち合せ?(暑くなりそうだな、ロングラン誰行く???)
やっぱり一番若いやつだろ?
スタートドライバーは藤田隆之選手(藤田ぴょん)が担当。フォーメーションラップ2周後、グリーンフラッグにてスタート。
今年は1回目の給油を延ばす作戦で15LAP走行後給油。
昨年のJoy耐から給油レギュレーションに変更があり改造範囲によってN1、N2に分けられているがそのN2の改造に該当するB-1〜5および、D-1〜3クラスの車両で、エンジンを載せ替えて排気量アップした車両はピットストップの滞在時間が12分間となる為、排気量を下げ参戦したチームも多数あり。
うちも2000ccから1600ccに排気量ダウン。
たかが2分と思うかもしれないけれど、通常だとほぼ4回給油のためピットストップ時間は8分ある。
このタイムをコース上で縮めるにはエンジン回転上げラップタイムを稼ぐ、しかし燃費が悪くなるので4回ではぎりぎり。どちらが正解かは誰にもわかりませーん?
2回目の給油も予定通りに行い、大野選手〜井尻選手にドライバー交代、レース中盤77LAP終了時にV字コーナー付近における停止車両回収のため2周回セーフティーカーが導入され各チーム緊急ピットイン+ガソリン給油。
このピットインが明暗を結果的に分けることとなった。
一番恐れていた給油渋滞にどっぷりとはまり、約20分間のタイムロスとなってしまったが、チーム内は状況を冷静に把握し作戦変更に伴なう残燃料を再計算し、タイヤ交換、ドライバー交代をすばやく終え再び大野選手をコースへと戻した。
ところが、これで終わらないのがJoy耐の難しさ、なんと今度は99周終了時から3周回3コーナー付近のオイル処理のため再びセーフティーカーが導入され、チームは即座に燃料給油、ドライバー交代の指示を出し、再び作戦変更に伴なう残燃料を再計算し残り2時間30分のロングランを藤田ピョンに託した。
ピットイン後、総合61位までポジションダウンしてしまったのだが、ガマンの走りを重ねポジョションアップ。
残り時間は3分をきっていた。この時点で15位攻めの走りを続けた結果総合14位までポジションアップしゴールへと導いた。
結果は145LAPで総合14位完走、7時間の耐久レースを終え完走、また同時にメディア賞も受賞し完走と同時にまだ若いチームにとっては昨年同様に大きな収穫となりました。
レース後監督に結果報告。(暑かったけど、ガンバリマシタ。燃料もなんとかまだあるみたい)
御協力いただき、エントリーさせて下さった関係各位の皆様本当にありがとうございました。
今年の結果は来年へのステップになるよう反省&チャレンジして参ります。
来年も再チャレンジしますので御声援宜しくお願いいたします。

今年もお手伝いして下さったみみくりさんのブログです。こちらも是非ご覧下さい。
http://blog.so-net.ne.jp/mimi-kuri/archive/20070621

By藤田ピョン

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