“Joy耐”は参加型のレースとして多くのチームが楽しんでいます。勝ち負けよりも、楽しめるレースをコンセプトにした(2006もてぎEnjoy耐久レース)が6月17.18日の両日ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町で開催されました。)
コンパクトカーからスポーツカーまで、さまざまな車が一斉に7時間の耐久レースに出場。我々はドリームチームを結成し挑みました。当然勝ち負けにこだわるのも悪くはありません。しかし、参加してみんなと楽しい時間を分かち合うといったことが自然にチーム内に芽生えているからこそ毎年多くのチームが参加しているのです。参加の条件としては、JAFの国内Aライセンスを持っていて、公開練習で3分の基準タイムをクリアするかもしくは、JAF公認レースへの出場経験 があれば参加できるので、敷居の低い参加型耐久レースとして人気も高い。各決勝レースにも90台(主催者推薦含む)が参加できるとあってちょっとがんばれば何とななるかもしれないのだ。予選により上位80台と主催者推薦の10台の計90台が日曜日に開催されるJoy耐7時間決勝へと進み、惜しくも7時間に進むことができなかったチームもそこで終わりではなく、土曜日のJoy耐4時間決勝に出走することとなるのだ。
そして何といっても大勢で楽しむことができるレースだから人気を得ている。ドライバーは3〜4人が走行し、ピットクルーは最大11人、最大で15人で楽しむことができる。普段そんな大勢で何かをする機会はめったにないはず。だからこそこの場で多くのチームスタッフと同じ時間を楽しめれば最高なはずでは?“Joy耐”とはレースをみんなで純粋に楽しむ、そんなレースに今年もチャレンジしてきました。
コンパクトカーからスポーツカーまで、さまざまな車が一斉に7時間の耐久レースに出場。我々はドリームチームを結成し挑みました。当然勝ち負けにこだわるのも悪くはありません。しかし、参加してみんなと楽しい時間を分かち合うといったことが自然にチーム内に芽生えているからこそ毎年多くのチームが参加しているのです。参加の条件としては、JAFの国内Aライセンスを持っていて、公開練習で3分の基準タイムをクリアするかもしくは、JAF公認レースへの出場経験 があれば参加できるので、敷居の低い参加型耐久レースとして人気も高い。各決勝レースにも90台(主催者推薦含む)が参加できるとあってちょっとがんばれば何とななるかもしれないのだ。予選により上位80台と主催者推薦の10台の計90台が日曜日に開催されるJoy耐7時間決勝へと進み、惜しくも7時間に進むことができなかったチームもそこで終わりではなく、土曜日のJoy耐4時間決勝に出走することとなるのだ。
そして何といっても大勢で楽しむことができるレースだから人気を得ている。ドライバーは3〜4人が走行し、ピットクルーは最大11人、最大で15人で楽しむことができる。普段そんな大勢で何かをする機会はめったにないはず。だからこそこの場で多くのチームスタッフと同じ時間を楽しめれば最高なはずでは?“Joy耐”とはレースをみんなで純粋に楽しむ、そんなレースに今年もチャレンジしてきました。
金曜日から続いていた雨も上がった6月17日、Joy耐予選日である。AGY CARBOY DL Aドライバーの藤田隆之選手(藤田ぴょん)が予選開始早々の9:15分コースイン予選アタック。しかしここでアクシデントが発生。前日のフリー走行時に原因不明の電気系トラブルによりコース上でストップ。そのトラブルが再び予選中に再発しアタックラップにまさかのコース上にストップし計測不能。 マシンは予選終了後すぐにピットに戻されチームスタッフ全員でドラブルシューティングし原因が判明。 |
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ECU配線の短絡によるもので再発対策を急遽行いチームは Bドライバーの井尻選手(イジリー)にすべてを託した。 そう今回エントリーしているD2クラスの参加台数は5台、しかし予選は3台しか通過しない。絶対的にタイムを出せなければ予選落ちかと?チームは重いムードに包まれていました。Bドライバー予選開始早々の10:40分コースインタイムアタック。さすがはGTドライバー、きちんと期待に応えてくれて2:13:588をマークし結果総合5位、クラス2位にて予選を終了し、無事予選通過 決勝を迎えることとなった。しかもD2クラス上位2台はコースレコードとすばらしいタイムでした。 |
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翌日、6/18日は蒸し暑い中でのレースとなったが、この日も、朝から蒸し暑い朝であった。若干の曇り空ながら、予報されていたような雨は落ちてくることはなく、周囲の心配をうれしく裏切ってくれる天気が終日続いた。 | |
スタートドライバーは藤田隆之選手(藤田ぴょん)が担当。久々のスタートドライバーでした。フォーメーションラップ2周後、グリーンフラッグにてスタート。スタート直後、給油ドライバー交代の為3LAP目にピットイン。
給油後第ド2ライバー井尻(イジリー)選手に交代。ピットイン後、ポジションダウンしてしまったのだが、安定したラップタイムを重ねポジョションアップし39LAP目に再びピットイン。 |
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さて今年のJoy耐は、給油レギュレーションに変更がありました。改造範囲によってN1、N2に分けられていますがそのN2の改造に該当するB-1〜5および、D-1〜3クラスの車両で、エンジンを載せ替えて排気量アップした車両はピットストップの滞在時間が、10分から12分間とプラス2分間増えることとなったのだ。
たかが2分、と思うかもしれないが、通常であるとほぼ4回以上は給油のためピットインを余儀なくされる。そうした場合、昨年よりもレース中8分余計にストップ時間がかかることになるのだ。 しかしここで問題発生。12分のピットストップ時にオフィシャルからペナルティーストップとの通告が。まさか??? そう井尻選手がドライブ中11:36分(130R〜S時付近にて)黄旗区間の追い越し違反でペナルティーを受けたのだった。12分間のピットストップではペナルティーが消化できない為に、ドライバー交代後ピットアウト。アウトラップにピットインしてペナルティーストップエリアにて1分間停止との通告を受けた。松本選手にドライバー交代後40LAP経過時点で緊急ピットイン、1分間のペナルティーストップ消化後ピットアウト。その後コース上には小雨が降り始め難しいコースコンディションの中暴れるマシンを何とかコントロールして69LAP経過時点で松本選手がピットイン。給油藤田ぴょんへドライバー交代。 |
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ところがこのドライバー交代直後の76LAPにセーフティーカーがコース上に入りました。なんだー???って感じでした。 事故処理の為、7LAP約35分間の縦列走行、しかもコース上には2台ものSC車輌が!!!その後方についていた我々の車輌はこのSCで1周損をしてしまった。 事故処理も終わり体列の整った82LAP経過時点でSC解除。後方から一気に追い上げだ。 |
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ペナルティーで約2分ロス、SCで約2分ロス。とことん攻めるしかない。6000rpmシフトでどこまで攻めれるか?しかしコース上は至るところで黄旗区間がある。慎重に廻りを見ながらの我慢の走行。(急がば廻れだ)ライバルもきっと条件は同じはず。そして102LAP経過時点で再び給油、イジリー選手にドライバー交代。 | |
給油、タイヤ、ドライバー交代後、監督はイジリー選手に7000rpmを指示。全開で追い上げる作戦にスイッチした。この時点でスタート後6時間が経過し、126LAPにはついにトップに!しかしこのペースだともう一回給油、ドライバー交代が必要になる。134LAP経過時点でピットイン給油、最後のドライバー交代を終えチームは松本玲二選手にすべてを託した | |
ピットイン後、総合15位までポジションダウンしてしまったのだが、松本選手がマキシマムアタックを重ねポジョションアップ。
残り時間は20分をきっていた。この時点で11位。 攻めの走りを続けた結果残り10分時点で総合8位までポジションアップしゴールへと導いた。 |
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結果は147LAPで総合8位完走、7時間の耐久レースを終え完走しました。また同時にメディア賞も受賞し、完走と同時にまだ若いチームにとっては大きな収穫となりました。 | |
御協力いただき、エントリーさせて下さった関係各位の皆様本当にありがとうございました。来年はまたひとつ上に行けるように頑張りますので宜しくお願いいたします。
今回お手伝いして下さったみみくりさんのブログです。こちらも是非ご覧下さい。 http://blog.so-net.ne.jp/mimi-kuri/archive/20060625 |
次回につづく By藤田ぴょん