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2006.2.14 第52回 マカオグランプリ vol.2 & 製作中シビック近況報告
マカオのツーリングカーレースを見て、あまりの感動に、帰国後、新たな開発に取り組んでいたら、久々の更新になってしまいました。間があいてしまって、ごめんなさい m(__)m
2006年仕様の、もてぎ7耐用newボディーの製作も開始して、あれこれ忙しくしているうちに、もう2月。2月は逃げる、3月は去るって、昔の人は言いますが、あっという間に3月が訪れそう。
今回は、前半を、マカオでのBMWにスポットを当てて、後半は、製作開始したEKシビックについて、お話ししていきます。

グリル部分は、なんとエアーBOXになっていて、インダクションBOXに、フレッシュエアーが導かれ吸入空気温度を下げる工夫がしてあります。
驚いたのはグリル内部に、エアーエレメントがエアーBOXの形状に沿って製作されています。マカオ対策?でしょうか。(マカオのコースは、かなりホコリっぽい)
さすがは本場のチームです。良い仕事を見せてもらいました。アイデアですね。
こんな感じです。流行りのシルバーカーボンでエアーBOXが作られています。
エンジンルーム内の配線、配管の取りまわしは、シンプルそのもの。お手本にしたい見本です。
インジェクターは、やはり吸気ポートから離してセットしてあり、高回転域でのパワー&トルクを引き出す為の工夫が見られます。
EXマニホールドも、手曲げで美しくまさに芸術品でした。
ロールゲージはバルクヘッドを突き出しダブルパイプでストラット部分セットされており、理想のパイプレイアウトになっている。
室内はシンプルそのもの。
メーターはPIレサーチ社製のディスプレイが搭載。メーターフードもカーボンで作り込んであります。サイドバー付近の安全対策としては、ガゼット補強+クロスバー+カーボンケブラーのドアーパネルと、側面衝突に対する欧州の技術はレーシングカーを見ても3〜5年先を進んでいると思います。
安全対策に関しては、そこまでやる?って程シッカリしたもので、だからこそ、エキサイティングな戦いができるようです。(ニッポンとは考え方が全然違う)とも感じました。
お馴染みのタイヤウォーマーをWTCCも使用していました。
タイヤ温度もキッチリ管理されていて、アウトラップから全開で走行が可能です。
こんな環境のもとで、1000分の何秒の戦いをするわけだから、実にすばらしいレースになるはずです。ニッポンでは、このようなレースが、あまり盛んにならないのが少し残念です。
BMWは、このような体制で、各チームがレースに臨んでいました。

ここからは、話題が変わります。
以前、こちらのページでご紹介してきたEGシビックのボディ製作が完成して只今組付け中です。

皆様からご要望を多くいただいたパーツをネット販売に向け準備中です。機能的なパーツを厳選し開発、製作販売を予定しております。
もうしばらくお待ち下さい。

続きましては、こちらの物体は2006年仕様のもてぎ7耐用EKシビックnewボディーの製作風景です。

銀色に輝くボディーです。今月の20日頃から補強、ロールゲージが組付けできる予定です。 こちらのパーツも只今急ピッチで製作中です。こんな感じで進んでます。

今回はここまでです。次回はアルファーロメオのレーシングカー&ドライバーについてお話しますよ。御期待しておいて下さい。
ニュースなどでご存知の方も多いと思いますが、MINEサーキットの今後が、どうなるのか心配です。僕のホームサーキットなので凄く寂しいです。
西日本サーキットと呼ばれていた頃から、MINEサーキットを走り続けてきて、幾度ものチャンピオンを獲得させていただき、僕自身成長させてくれたサーキットでなので、レースが出来ない現実を考えると本当に残念でなりません。 走りたいなー(想いは皆同じ)
今月も全開走行、次回につづく                        藤田ぴょんでした。
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